みなさんこんにちは♪
いつもご来院・ご来店ありがとうございます♪
新潟はすっかり寒くなり、冬の訪れを感じますね。
皆様体調崩してないでしょうか?
最近患者さんや知人含めとても多いのが、
咳が止まらないという症状です。
熱は出ないんだけど、発作のように咳が出てくる。
マイコプラズマ肺炎も流行ってるようですし、注意が必要です。
では、当院ではその咳に対してどうのようにアプローチしているのか!ですが
東洋医学の考え方として、陰陽・寒熱・虚弱というものがあります。
全て対立している存在なのですが
この発作のような咳の場合、
身体の上半身に熱がこもり下半身が冷えている事がほとんどです。
熱を下へ引っ張る力(陰の力)が寒さや疲労で落ち込み、
熱が抑えられない状態になり、結果的に上半身・もっと細かく言えば横隔膜より上の肺や気管支、心臓あたりに熱がこもってしまう状態になります。
その場合、
鍼とお灸で下半身の冷えに対してアプローチしつつ、陰の力を補い上へ上へと昇っていく熱を抑えられるようにします。
また、すでに上半身に溜まっている熱を捌いていく治療になります。
この陰の力は、身体の疲労度合いとも関係する為
仕事で忙しかったり寝不足の場合、少し症状が重めになったり長くなったりしていることがあります。
出来るだけ、身体を回復させることを優先に過ごして頂くことが、早期の緩和に繋がります。
この咳に対しての鍼治療は2、3回短いスパンで治療する事で十分にその力を補える事が多く、結果的に咳を鎮めることに繋がります。
お薬でもどうにも止まらない方や、お薬に頼りたくない方
是非ご相談くださいね!
鍼灸師 齋藤