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症例ー口の中の痛み・違和感ー50代女性

鍼灸

こんにちは♪

いつもブログをご覧頂きありがとうございます。

今回の症例は口の中の違和感・痛みです。

患者 50代女性
主訴 口の中の違和感・痛み 舌が肥大してるような感覚
   上顎が下がってきている気がする
   

ある時期から、上あごが下がってきている感じがして喉が塞がる
感じがする。舌も浮腫んだように膨らんで歯に当たって痛むとの事。
付随して頭も浮腫んでるような感じがある。
ベッドに横になってもらい、脈とお腹をみたところ
かなりの水の滞りを起こしていた。
また、右の尿管に若干の詰まりがあるような感じになっていた。
現状身体に起こっている事をお伝えし
中の余分な水分を流すように治療を組み立て。
水分の排泄に関わる腎が多量の体内水分量により浮腫み
本来の身体を引き締める力を失っていた。
そこで、腎の浮腫みを取るために足に鍼を。
胃腸が常に水分を欲している状態だったので、それを補う鍼を。
すると、口の中がスッと楽になったとのこと。
その他手足に4箇所、背中に2箇所鍼をして
背部を鍼を使って表面の滞りを流して、もう一度状態確認。
来た時よりも大分口の中が楽になっていた。

その後5回ほど来院され、今ではほとんど気にならないくらい
調子がいいとのことでした。
頭の浮腫みも取れ、とても嬉しそうにされている姿を見て
こちらもとても嬉しくなりました。
今も定期的に診させて頂いていますが、水の滞りは今のところ
再発もしていません。

今回の症状は、良かれと思ってしっかりとっていた水分が
逆に身体に悪さをしていた症例です。
東洋医学でいう【水毒】が起きていました。
ぜひ、【水毒】調べてみてください。
メディアでは1日の推奨水分量などをこのくらい!
と伝えていますが、その方の身体の状態によるものであり
時として、逆に身体に負荷をかけてしまうわけです。

この水の滞りをおこしている方はとても多いのです。

浮腫み、偏頭痛、立ちくらみ、あげればキリがないほど
の症状に繋がります。

季節は秋になり、涼しくなる中で余計に身体の代謝が落ちていくので
より顕著に症状が出てくるかもしれません。
心当たりのある方は是非一度いらしてください!
しっかりと調整させて頂きます。
鍼灸師 齋藤

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